便利なスポーツグッズあれこれ

さて、今回はスポーツの秋に因む話題です。

異常な暑さの夏が去り、11月に入ってやっと秋らしい日が続いて来た感じがしています。
これからは少しひんやりした空気の中でスポーツの秋を楽しめる季節になったと言えます。

近年では、運動にはいわゆるフィジカルと呼ばれる心肺機能や筋力の向上だけではなく、メンタル面におけるプラスの影響があることが明らかになっています。
スポーツ庁がこの10月に発表した令和4年度体力・運動能力調査の結果によると、週3日以上かつ1回1時間以上運動する40代男女の約42%が「生活が充実している」と答えています。
なお、週1回未満、1回30分未満しか運動をしない同年代の男女は、約18%にとどまっています。
運動を習慣化するには、身体を動かす物理的・心理的なハードルを如何に下げるかと言うことが重要になります。
スポーツクラブに入っても、そこまで行く移動距離が遠かったり、営業時間が自分のライフスタイルと上手く合わずに利用できる時間帯が短かったりすると、どうしても足が遠のきがちとなり結果的に長続きしません。
また、気軽に運動をしようと思っていても公園が近くにあるとは限りませんし、雨や雪などの天候によって屋外での運動に制約が加わることもままあります。
そこで、先日の日本経済新聞に、楽しく効率的に運動ができる便利なスポーツグッズの記事を見つけましたので、いくつか人気が高かったものをご紹介したいと思います。

まずは、バランスボールです。
バランスボールはなんといっても「ながら使い」が出来ることでしょう。
「リビングに置いて新聞やテレビをみながら気分転換に使える」といった声が寄せられているようです。
バランスボールは、体をまっすぐに保つのに重要な体幹を鍛えることが出来るのが利点です。
不安定な状態でバランスをとろうとすると、姿勢を維持する筋肉をまんべんなく使うことになるため、体幹のトレーニングにはもってこいと言えるでしょう。

続いては、スマートウォッチです。
スマートウォッチを身につけて運動すると、装着している間は、心拍数や消費カロリーを自動的に記録してくれます。
これらの記録をスマートフォンと連携してデータを蓄積すれば、長期間にわたる体の変化を確認することが出来ます。
「孤独な闘いとなりがちな運動を数字でもり立ててもらえる」といったように、頑張った成果が数値化、見える化されることで、スマートウォッチを装着することによりモチベーションの維持に一役買っていると言えます。

続いては、ヨガマットです。
自宅でストレッチなどをしようとしたものの、フローリングの硬い床に膝や肘が当たって痛い思いをした経験はありませんか?
クッション性のあるヨガやトレーニング用のマットがあれば、硬い床の上でも痛みをほとんど感じることなく運動を行うことが出来ます。
ストレッチなどのトレーニングに使う場合は、1メートル前後の大きさで、厚めのものを選べば使い勝手が良いでしょう。

次のお勧めグッズは、ストレッチ用のクッションです。
スポーツクラブでよく見かける棒状のクッションで、あおむけになって床と身体の間に挟む形で使用します。
身体のバランスの傾きをチェックし、丸まった背筋をほぐすことが出来ます。
また、立てて収納すれば場所を取ることもないのが利点というのも人気の秘密かも知れませんね!

続いては、ゴムチューブ。
ゴムが伸びたときの反発力を使って腕や背中の筋力アップや、ストレッチの相棒として利用できます。
材質が柔らかく軽いので、どこへでも持ち運びが出来ます。
ただし、経年劣化により切れることがあるので注意してくださいね。

ここまで5つの便利グッズを紹介しましたが、ここからは簡単な紹介とさせていただきます。

腕の筋トレの定番の「ダンベル」
のびのびと両手を使える「ウエストポーチ」
手軽で省スペースで利用でき、有酸素運動が出来る「縄跳び」
長時間の運動でも退屈知らずの「ワイヤレスイヤホン」
シンプルで腹筋を鍛えるのに効果絶大の「腹筋ローラー」

どうですか、皆さん!
ご紹介した以外のものでも、効率よく運動が出来たり、運動の悩みを解決出来るグッズは、最近の健康志向の流れの中で色々と用意されています。
皆さんの目的に合致した便利グッズを選んでいただき、スポーツの秋を堪能すると共に、健康寿命の延伸やwell-beingを叶えるための良き相棒として使っていただければ幸いです。(ま)