ポジティブな考え方をしてみよう

さて、今回はポジティブな考え方をしてみよう!というお話しです。

これまでの人との付き合い方が通用しなくなったり、新しいコミュニケーション方法が生まれたりしたことで、コロナ禍で人との接し方に根本的な変化が起き、先々の見通しを立てづらくなったことで人々が不安を感じている状況が出てきています。

人間関係でも仕事でも、精神的に負のスパイラルに入ると全ての出来事を否定的に捉えてしまうようになることがあります。
これはマイナスがマイナスを更に作り出している負の連鎖が起こっている状況です。
こういったことは誰もが経験したことがあるかもしれませんが、どこかで断ち切らないと本当に辛い状況が続いてしまいます。

今回は、恋愛事情に例えたりする形で「ポジティブな人の特徴」、「ポジティブ思考のメリット」、「ポジティブになる方法」の3項目について深掘りしてみましょう!
まず、ポジティブな人の性格や行動の特徴を5つ挙げてみましょう!

1 物事を柔軟に捉えることができる
困難なことが起こっても、物事を多角的に考えて柔軟な対応ができます。
例えば、相手と意見や考えが合わないときでも、相手の意見を尊重しつつ、時には相手に合わせたり、必要に応じて自分の意見も伝えたり……。
お互いの関係がより良くなるために、状況に応じて臨機応変に考え方を変えられることが大変重要なファクターとなります。

2 外向的である
ポジティブな人は、会話を楽しみ、活動的で、人間関係をつくることが好きです。
恋愛のシーンでは、好きな人に積極的に話し掛けたり、アプローチをしたりすることができ、コミュニケーションを大切にする傾向があります。
恋人との会話を楽しんだり、頻繁にデートをしたりして、相手の友人や家族とも自然と仲良くすることができます。

3 情緒が安定している
普段からイライラしたりせず、気持ちが穏やかな人が多いといえます。
他人とのけんかやイラッとすることがあっても、すぐに気持ちを切り替え、前向きな心理状態にすることができます。
気分が安定しているので、自分のためだけではなく、相手にイライラが移らないようにと相手の気持ちに対しても配慮ができます。
アンガーマネジメントがしっかりと根付いているんでしょうね。

4 開放性がある
好奇心を持ち、新しい情報やアイデアを受け入れたり、行動したりするのがとても好きだということです。
自分のやり方や考え方にこだわらず、お互いが楽しくなることを考えたり、人から教えてもらったことや新しい方法を試すことができます。
また、相手が喜びそうなアイデアを考えたりすることも得意です。

5 逆境力(レジリエンス)がある
気持ちの切り替えが素早くできるので、精神的にも逆境に強いと言えます。
もめ事や困難な出来事があっても、関係を立て直したり、お互いの成長に繋げたりすることができます。

どうですか、読者の皆さんの周りを見渡して当てはまる方はいませんか?
色々な人を観察することで、良いものはドシドシ自分に取り入れてみるのもいいと思いますよ!

続いては、ポジティブ思考のメリットについてです。
ポジティブになることでどんなメリットがあるのか、見ていきましょう。

1 ストレスを感じづらい
物事を肯定的に捉えられるので、多くの人がストレスと感じることに対してもプラスの解釈ができます。
告白がうまくいかなくても「もっといい人が見つかるかもしれない」と前向きに考えることができたり、恋人から連絡が来なくても「今は忙しいのかもしれない」とプラス思考が可能です。
相手の都合が悪くなって会えなくなったとしても、「次に会うまで楽しみをとっておこう」と考えられるので、ストレスを感じづらくなります。

2 幸福や愛情を感じやすい
恋人と一緒にいることに幸せを感じたり、恋人からの愛情を素直に受け入れられたりと、自然とポジティブな思考になれる人は幸福感を得やすいといえます。
楽しい経験は良い思い出になり、人生の満足感も高まります。

3 相手の良い点を見つけやすくなる
考え方が肯定的なので、相手の良いところに目がいきやすくなります。
相手を褒めることで関係がより良くなることにつながります。
また、相手がしてくれたことにもよく気が付き、感謝をたくさん伝えるので、良い関係が長く保てるでしょう。

ポジティブ思考には、人とのコミュニケーションに必要な要素が含まれているということを理解していただけたのではないでしょうか。
ポジティブ思考のメリットをいかんなく発揮し、良好なコミュニケーションの形成に役立てていただければ幸いです。

最後は自分を変える!ポジティブになる方法についてです。
できることならポジティブな人になりたいですよね!
では、ちょっと視点や行動を変えるだけでポジティブ思考が身に付く方法を5つご紹介します。

1 3つの良かったことを探す
一日に起こった「3つの良かったこと」を探してみましょう。
どんな小さなことでもいいので、仕事や日常生活の中で見逃してしまいがちな肯定的なことに注目してみてください。
人は意識していることに影響されやすいので、良いことを積極的に取り入れることで自然とポジティブ思考になってきます。

2 良い面を見るようにする
考え方や性格は、良いことも悪いことも両面の特性を持っています。
例えば、自分の「内向的」な性格が好きではないと思っていても、目線を変えれば「落ち着いている」とか、「穏やか」といった見方もできるということになりますよね!
自分の中にコンプレックスがあっても、良い面を見つけて長所として受け止めるようにしましょう。

3 積極的な行動をしてみる
ネガティブな状態のときは、やる気が出るのを待つのではなく、何か行動してみるのも手です。
行動することで状況が変化し、うまくできる方法が見つかったり、気持ちが明るくなったりします。
ただし、明らかに失敗するような大きなことや無謀な行動は避けるようにしましょう。

4 “感謝”に意識を向け「ありがとう」を伝える
感謝することに意識を向けると幸福感が高まります。
感謝することは、物事の良い面を見るトレーニングにもなります。
また、感謝を相手に伝えることで、より良い人間関係をつくることができます。

5 友情や愛情を感じる機会をつくる
友情は人生の満足感を得ることができ、愛情は幸福感に繋がります。
忙しかったり、慣れてくると当たり前と思ってしまいがちなので、友人や恋人とゆっくり過ごす時間をつくって、友情や愛情を積極的に感じるようにしましょう。

日常のちょっとしたことに注意を払うことで、ポジティブになれるきっかけを得られるなら、皆さんもこれから実践をしていけばどうでしょうか。
ただ、一度に全てのことを網羅することは中々出来ませんので、課題を絞って取り組んでいただくのが良いかも知れませんね。

さて、お読みになった感想は如何でしたでしょうか。
今回は、「ポジティブな人の特徴」、「ポジティブ思考のメリット」、「ポジティブになる方法」の3項目についてご紹介しましたが、これらを日常の実生活の中で実践していただければ、QOLの向上やウェルビーイングを叶えることに繋がること間違いなしです。
ポジティブになれば自分自身だけでなくあなたの周りの方々もポジティブ思考に巻き込むことができます。
どうか皆さんで手を取り合ってポジティブな思いをどんどん拡げていただき、多くの方々のQOLの向上に繋げていきましょう!