スマホ活用術ランキング
さて、今回は仕事がサクサクできる厳選スマホワザという話題です。
日本経済新聞に今や生活に欠かせない代物となったスマートフォンについて、仕事を効率よく進めたり、アイデアを具現化する道具として使うための活用術ランキングが掲載されていました。
ランキングを決定したのは11人のスマホに詳しい専門家の皆さんです。
ランキングの見方や調査方法は次の通りです。
機種については「iPhone」か「アンドロイド機」を問わないで、スマートフォンに元々から備わっている機能のほかに、無料又は低額のソフトウエアやサービスを使った27の便利なワザを、専門家の助言を得ながら選定したとのことです。
選定のポイントは、
○「DX(デジタルトランスフォーメーション)で時短につながり、生産性が上がる」
○「知らない人が意外と多い」
○「日々の業務で活用頻度が高い」
の3つの観点から1~10位を選んで集計した結果が掲載されていました。
ここでは、上位の1~3位を紹介させていただくことにします。
では、早速1位から紹介しましょう!
栄えある1位は、ダントツで750ポイントを獲得した「長い文章も音声で入力できる」アプリです。
このアプリには、いくつかのメリットがあります。
ひとつめは、日本語の文字起こしも実用化できるくらいに進んでいること。
難しい日本語の変換も、AIのフォローを得て、使いやすくなっています。
ふたつめは、両手が塞がっているときや散歩中には大変便利だということ。
この機能を使えば、歩きながら検索したり、思いついたアイデアを記録するのに重宝すること間違いなしです。
みっつめは、音声は入力が早いことが挙げられます。
会議録の作成なども、手軽で正確に行えると評判です。
さて、次は2位の紹介をしましょう。
2位は、カメラをスキャナーにするアプリです。
このアプリを使えば、書類が斜めになっていたり、表面にしわがあってもきれいに読み込んでくれます。
更にスゴ技として、グーグル翻訳で「カメラ入力」を選ぶと、外国語でも自動的に検出して画面に日本語訳を表示してくれます。
最近の傾向であるリモートワークと出社しての「ハイブリッド型」の勤務では、紙の資料をスマホで電子化することで勤務地から持ち運ぶ書類の荷物を減らす効果があり、サラリーマンなどは大変ありがたいことだと言えるでしょう。
さて、3位は何でしょうか。
3位は、To Doとカレンダーに情報を集約してくれるアプリです。
このアプリは、本人が予定などを失念してしまったときの優秀で困ったときに頼れる秘書として活用するのにお勧めです。
予定やTo Doは期限前に画面や音、振動で知らせることも可能で、「リマインド機能」はついつい起こしがちな失念といったヒューマンエラー対策に大変有効となります。
さて、読者の皆さんが活用なさっているアプリは入っていましたか?
これらのアプリをより有効に使いこなすため、PCと連携して使用されることをお勧めします。
コロナ禍によってリモートワークといった働き方が定着し、どこにいても仕事を進められると実感した方は多いと思います。
パソコンに比べて持ち運びやすく、画面を立ち上げる時間が短いスマートフォンは、スキマ時間の活用に最適だと言えます。
複雑な作業はパソコンでまとめて行い、スマホではウェブサイトの検索や資料の閲覧、スケジュールの確認、通販の注文など、指1本で簡単に済ませられる作業をまとめて行えば、業務全体の効率が上がります。
アプリや機材との合わせ技でスマホの使い道は更に広がっていきます。
例えば、小型の無線キーボードがあれば長文も打ちやすくなりますし、コンビニのプリントアウトサービスを利用すれば出張先や自宅にプリンタがなくても紙へアウトプット出来ます。
気をつけたいのはセキュリティーです。
「スマホは個人情報を含めた機密情報の宝庫」と言われています。
もしスマホを紛失した場合のデータ流出の損害は計り知れません。
パスワードによるロックは必須で、更に紛失した際にPCや他のスマホからデータを遠隔操作で消去できるようにしておくとリスク軽減ができます。
今やスマートフォンの便利機能は、現代人にとって欠くことの出来ないところまで来ていると言えます。
私たちのQOL向上にとっても、とても有意義なアイテムだと言えます。
これから益々便利で魅力的な機能が出てくるでしょう。
その機能を上手く使いこなしながら、セキュリティーへの配慮を怠ることなく十分に気をつけながらQOLを高めていきたいものです。