宇宙旅行のニュースを見て感じたこと
アメリカの宇宙企業ブルーオリジンは、9月27日に宇宙船「ニューシェパード」を10月12日に打ち上げると発表しました。
これに関連して10月4日には、人気SFドラマ・映画「スター・トレック」で主役の「カーク船長」を務めた俳優ウィリアム・シャトナーさん(90)が、搭乗すると発表されました。
その後「ニューシェパード」は10月13日に打ち上げられ、宇宙に到達し約3分間の無重力状態を体験した後に無事地球に帰還しました。
前回の打ち上げで乗客の一人だったウォリー・ファンクさん(82)が宇宙経験者としては最高齢でしたが、シャトナーさんの搭乗で記録が塗り替えられました。
このニュースを読んで、私としては素直に嬉しかったです。
なぜなら、私は50年ほど前に「宇宙大作戦」というタイトルで日本で放送されて以降「スタートレック」の大ファンになり、主役のカーク船長役のシャトナーさんが、ドラマではなく実際に宇宙経験者になることが殊の外喜ばしかったからです。
その後感じたことは「健康寿命」の大切さです。
ここが今日の肝の部分です。
人類が生存するために最も過酷な状況である宇宙空間に90歳の高齢者が挑戦するためには、健康体であるという最も大切な条件が備わっていなければなりません。
シャトナーさんは既にアメリカの平均寿命を上回っています。(シャトナーさんはカナダ人ですが…。)
ただ、健康維持をするための自己管理を怠ることなく実施して、毎日毎日健康で過ごしていることでリスクの高い宇宙旅行へも行けるという訳です。
高齢者のQOLを高める条件は、「健康寿命」をどれだけ延ばせるかが大きな要素となります。
やりたいこと、やってみたかったことを現実のものとするための条件は、とりもなおさず健康であることです。
「◯◯歳だからもう無理だよ!」と年齢を物事へ取り組む限界の基準とせずに、「健康である限り、色々挑戦してみよう!」といったポジティブな思考を大切にしていただきたいと切に感じます。
読者の皆さんも今一度「健康寿命」の重要性を認識され、日頃の生活を送る中でできるだけ心身ともに健康である時間を大切にしていただきたいと思います。
そして、その時間をできるだけ延ばすための努力を惜しまないでいただきたく思います。
宇宙旅行とまでは言いませんが、日本や世界の文物に触れ、自己研鑽を積んでいただき、自分のやりたいこと、やってみたかったことを具現化することで改めて健康の素晴らしさを肌で感じてみましょう!