大人の食育クイズ Part1

さて、今回はいつもと少し趣向を変えて大人・高齢者向けの食生活で役立つ面白い3択問題の食育クイズを合計20問出します。
2回に分けて配信しますので全問正解目指して頑張りましょう!

今回の答えは第10問の後に掲載していますのでご覧ください。
答え合わせをし易くするため手元にメモを置いて、ご自分の解答を書き残しておいてくださいね。
それでは前半の10問からスタートしましょう!

【問 題】
第1問
食欲がない状態が続いている時は、どのように食べれば良いでしょうか?
1.無理矢理食べる
2.小盛にして食事の回数を増やす
3.何も食べない

第2問
水を飲む時にむせやすい場合は、どのような工夫をすれば良いでしょうか?
1.適度なとろみをつける
2.温めて飲む
3.氷にして食べる

第3問
食欲が低下している時でも食べやすい魚は、次のうちどれでしょうか?
1.赤身魚
2.青魚
3.白身魚

第4問
よく噛んで食べる事で得られる効果は、次のうちどれでしょうか?
1.精神が安定する
2.食欲増進
3.体温が上がる

第5問
血糖値の上昇を抑えたい時におススメのおやつは、次のうちどれでしょうか?
1.カステラ
2.みたらし団子
3.アズキカボチャ

第6問
この中で「完全栄養食品」と言われているのは、次のうちどれでしょうか?
1.卵
2.白米
3.牛肉

第7問
和食の「和」には3つの意味が含まれています。
1つは「加える」、2つは「組み合わせる」です。
3つ目は次のうちどれでしょうか?
1.なごやかにする
2.かざらない
3.つよくする

第8問
ストレスに強くなる栄養素は、次のうちどれでしょうか?
1.ビタミンC
2.鉄分
3.タンパク質

第9問
朝ごはんは何時までに食べるのが良いでしょうか?
1.6時
2.9時
3.11時

第10問
低栄養状態を防ぐには何をしっかり摂った方が良いでしょうか?
1.タンパク質
2.食物繊維
3.炭水化物

さあ、10問とも解答が揃いましたか?
それでは、答え合わせです。

【解 答】
第1問の答え
2.小盛にして食事の回数を増やす
食欲の低下が続いている時は、山盛りの料理を見ただけで辛くなり、余計に食欲がなくなってしまいます。
食事の盛り付けを少量にして食事の回数を増やし、間食なども入れる事で低栄養を防ぐ事ができます。

第2問の答え
1.適度なとろみをつける
水に適度なとろみを付ける事で、いきなり気管に入りむせるのを防ぐことができます。
“とろみ剤”を使うのがおススメです。
また、ヨーグルトドリンクなどではむせにくいという人も多いです。

第3問の答え
3.白身魚
白身魚は淡白な味でにおいも少なく食欲が低下している時でも食べやすい魚です。
また、消化にも良く胃への負担が軽いです。

第4問の答え
1.精神が安定する
よく噛む事で唾液が分泌されて自律神経が整います。
自律神経が整う事で精神も安定します。
他にも、よく噛む事で胃液や腸液を出し、消化を促進する効果もあります。
噛む目安は1口30回です。

第5問の答え
3.アズキカボチャ
アズキカボチャはインスリンの分泌リズムを整え、血糖値をコントロールしてくれます。
また、血液を綺麗にして血管を強くする作用もあります。

第6問の答え
1.卵
卵にはビタミンCと食物繊維以外の全ての栄養素が含まれており、「完全栄養食品」と言われています。
しかし、食べ過ぎるとコレステロール値が高くなってしまうので、1日1個を目安に食べるようにしましょう。

第7問の答え
1.なごやかにする
和食には「加える」「組み合わせる」「なごやかにする」の3つの和が揃っており、世界で最も健康に良い食事だと言われています。
和食は2013年にユネスコ無形文化遺産にも登録されています。

第8問の答え
1.ビタミンC
ストレスを受けると体内にあるビタミンCが極度に減ってしまいます。
ある動物実験では、ビタミンCをあらかじめ多く与えられていた方がストレスの影響を受けづらいという結果が出ています。
日頃からしっかり摂取するようにしましょう。
ちなみに、ビタミンCが多く含まれている食べ物は、「いちご・キウイフルーツ・じゃかいも」などです。

第9問の答え
2.9時
朝ごはんを消化するには最低3時間掛かります。
昼食を食べる時間帯は12時~13時の方が多いと思いますので、3時間前の9時までに朝ごはんを食べると良いです。

第10問の答え
1.タンパク質
タンパク質は肉・魚・卵の事です。
1日の摂取量の目安は男性が60g、女性が50gとなっています。
健康の為には肉より野菜が良いと言われていますが、免疫力の高い人は肉や野菜も腹八分でまんべんなく食べています。

採点結果は如何でしたか?

次週は、後半戦として残り10問を出題しますのでお楽しみに!