健康について学ぶ方法

世界的な健康志向の高まりで、日頃から健康づくりを意識した生活を送っている方も多くいらっしゃると思います。
厚生労働省の資料では、我が国における健康づくり運動として「健康日本21(第二次)」が策定され、「健康寿命の延伸と健康格差の縮小」の実現が求められています。

健康寿命とは、「健康上の問題で、日常生活が制限されることなく生活できる期間」と定義されています。

現在の日本人の健康寿命は、男性が72.14歳、女性が74.79歳ですので、平均寿命までの期間が男性で約9年、女性で約12年もあるといわれています。
少しでも健康寿命を延伸し、健やかで心豊かな生活ができれば、それが一番です。

そのためにもここで今一度、新しい「健康づくりの基礎を学ぶこと」を始めてみてはいかがでしょうか。
日頃、健康について学ぶ方法には、身近にいろいろな方法があります。
健康や疾病に関する専門書籍・雑誌、テレビやラジオの健康番組、またインターネット環境があれば、気になる言葉を検索すればすぐに必要な情報が手に入ります。最近では健康情報を提供しているアプリやYouTubeを利用している方も多くなっています。

とっても便利で、必要とする知識や情報収集も即座にできる社会ですが、改めてここで「健康について学ぶ方法」として、「資格取得」はいかがでしょうか。
資格を取得するためには学習をしなければいけませんが、その副産物として最も大切な「学習習慣が身に付く」こともおすすめする理由です。

体系的に健康リテラシーを学ぶ資格でまず最初におすすめする資格は二つです。
まず一つ目が「日本健康マスター検定」といい、健康をテーマとした商品を提案されている保険会社さんが、今最も社員に取得を推奨している資格です。
健康に関心のある皆さんにも、エビデンスに基づいた健康リテラシーが学べるので、おすすめです。

二つ目は「メンタルヘルス・マネジメント検定」といい、昨今のコロナ禍においても注目されている資格です。ココロの健康を保つために、働き方に関する基礎知識やココロの健康に関する幅広い知識を学ぶことができ、「健康経営」を標ぼうする各企業も取得を推奨している資格です。

昨今のテクノロジーの急激な進化発展には目を見はるものがあります。日々新たな発見がなされ、これまで知られていなかった健康や医療に関する様々なサイエンスに基づく知識や情報が次々と発表されています。
それにともない今後は、今までにもまして「健康寿命の延伸」につながる新たな商品やサービスが生まれ、私たちにも提供されることが予想されます。

健康を保つには「食事」「運動」「睡眠」が重要な要素と言われています。そしてまた「免疫力を高めること」や「腸内環境を良くすること」なども盛んに推奨されています。
いろいろな情報がありすぎて戸惑うことも多いでしょうが、何事も偏った情報に振り回されないように、適度なバランスをもって取組んだ方が良いと思っています。

このような変化の激しい時代に適応するには、継続的な学び直しが不可欠です。
人それぞれにからだの体質も違います。正しい健康リテラシーをまずは身に付けられて、皆さま個人個人に合った健康法を毎日の生活習慣に取り入れることから始めてみられてはいかがでしょうか。