スマホにまたひとつ便利アプリができました

さて、今回はスマートフォンアプリの話題です。

9月になったと言え、まだまだ各地では猛暑・酷暑といったことが続いています。
そこで待ちに待ったというか、スマホアプリに猛暑に対応した新機能が装備されました。
夏の日の外出中に「日陰を選んで歩きたい!」という思いを叶えるのが、ウォーキングルート表示アプリの新機能「日陰マップ」です。
開発したナビタイムジャパンは、ウォーキングアプリ「ALKOO by NAVITIME」のAndroid版で7月29日より「日陰マップ」機能の提供を開始し、続いて8月9日にiOS版の同アプリにも追加しました。
これにより、アプリ「ALKOO」のダウンロード数は、これまでの3倍以上になっているということです。
具体的には地図上の「日陰」アイコンをタップすると、現在時刻の日陰状況を地図上に重ねて表示する機能が装備されています。
建物の高さと日毎の時間別太陽高度等から日陰部分を都度算出し、リアルタイムで地図上に描画してくれます。
視覚的にわかりやすい日陰情報によって、なるべく直射日光を避けた移動が可能となり、暑さや熱中症対策、紫外線対策に役立てられるとしています。
また、夏のウォーキングでの活用だけでなく、寒い冬には日向が多く暖かい道を確認できるなど、1年を通した利用を想定しているということです。

ナビタイムジャパンでは「6月後半の猛暑日が続いたところで社員からアイデアが出て、そこから7月29日のリリースまで約1カ月で開発を行いました」と述べています。

このニュースを聞いて私は2つのことが頭の中をよぎりました。
ひとつめは、トーマス・エジソンの言葉として知られている「必要は発明の母」という言葉です。
今回ご紹介する日陰マップですが、「こんなアプリがあれば暑い夏を少しでも快適に過ごせるんだが…。」と考えたことがトリガーとなって開発されたことが重要な点です。
世の中には色々な製品やサービスが溢れていますが、それらが現実に世に出回っていることは即ち「こんなものがあればありがたい!」といった考えに基づき試行を積み重ねて、世の人が喜び「こんなものが欲しかったんだ!」と言えるものに設え、奏功した結果だと言えるのではないでしょうか。
そこにある”気付き”が世のため人のためになり、ひいては気付きを現実のものにした人に利益をもたらすのです。

ふたつめは、QOL向上にスマホがタイムリーに貢献出来るのだと言うことです。
今年は6月から例年より早い梅雨明けで酷暑へと変貌しました。
このタイミングでスタートした日陰マップのアプリ開発ですが、1ヶ月で配信可能となり、酷暑で困っていた人たちのQOLの向上に一役買うことが出来たと言えるでしょう。
正に酷暑の夏にタイムリーなアプリ配信ができたことは喜ばしいことです。

今や小学生から高齢者までSNSでコミュニケーションを取ったり、生活に必要なアプリを駆使してQOL向上に寄与しているスマートフォン。
日陰アプリひとつとっても、利用者になにがしかの恩恵があるためこれだけの人気が集まるのは至極当然だと思います。
私たちQOLジャパンは、QOL向上に役立つこのようなアプリ配信に関しても、タイムリーな形で皆さんにお知らせ出来るよう、これからも積極的に各方面への情報収集に努めていきたいと考えています。