大人の食育クイズ Part2
さて、今回は先週に引き続いて食育クイズの後半戦です。
それでは、先週に引き続いて後半の10問の食育クイズを出しますのでご回答ください。
答えは第20問の後に掲載していますのでご覧いただき、答え合わせをしてください。
【問 題】
第11問
旬がなく1年中おいしく食べられる野菜は、次のうちどれでしょうか?
1.里芋
2.ゴーヤ
3.モヤシ
第12問
1日に必要な野菜の摂取量は何gでしょうか?
1.100g
2.350g
3.800g
第13問
昭和50年以降から飲まれるようになり、牛乳よりもタンパク質が豊富な飲み物は、次のうちどれでしょうか?
1.豆乳
2.甘酒
3.コーヒー
第14問
食中毒を予防する調味料は、次のうちどれでしょうか?
1.醤油
2.塩
3.酢
第15問
低血圧には豆類が良いと言われています。
その中でも特に効果がある豆は、次のうちどれでしょうか?
1.枝豆
2.黒豆
3.落花生
第16問
この中で体を冷やす野菜は、次のうちどれでしょうか?
1.ナス
2.ニンジン
3.カボチャ
第17問
賞味期限がない食品は、次のうちどれでしょうか?
1.アイス
2.かまぼこ
3.パン
第18問
ポルトガルから伝わった日本の人気料理は、次のうちどれでしょうか?
1.カレー
2.とんかつ
3.天ぷら
第19問
カルシウムが最も多く含まれているのは、次のうちどれでしょうか?
1.チーズ
2.しらす干し
3.干しエビ
第20問
疲労回復と夏バテに最も効果がある食品は、次のうちどれでしょうか?
1.鶏のむね肉
2.豚肉
3.レバー
さあ、10問とも解答が揃いましたか?
それでは、答え合わせといきましょう。
【解 答】
第11問の答え
3.モヤシ
モヤシは、日光や天候に左右されなくても育つので旬がなく、1年中おいしく食べられる野菜です。
購入する際にはひげ根が変色しておらず、白く透明感のあるものを選びましょう。
第12問の答え
2.350g
1日に必要な野菜の摂取量は350gが目安と厚生労働省で定められています。
しかし、あくまで目標なので無理のない範囲で食べるようにしましょう。
野菜たっぷりの味噌汁やプチトマトを冷やして食べるなど手軽な方法で野菜を食べましょう。
第13問の答え
1.豆乳
豆乳は明治時代から販売されていましたが、飲料されるようになったのは昭和50年以降です。
豆乳に含まれるタンパク質は牛乳よりも多く、ビタミンやミネラルは牛乳と同じくらい含まれています。
1日の摂取量の目安は、200mlを1~3本程度です。
第14問の答え
3.酢
酢は殺菌力が強く食中毒予防にもなります。
また、体内で蓄積された疲労物質を分解する作用もあります。
第15問の答え
2.黒豆
豆類の中でも黒豆は特に体を温める作用が強く、冷えを解消し低血圧になるのを防ぎます。
低血圧で悩んでいる方は、黒豆を積極的に食べるのをお勧めします。
第16問の答え
1.ナス
ナスは夏野菜で体を冷やす作用があります。
夏の時期に食べるのは問題ありませんが、それ以外の時期に食べると体を冷やし体調を崩してしまうので注意が必要です。
夏野菜は、ナス以外にトマト・ピーマン・ジャガイモなどがあります。
第17問の答え
1.アイス
アイスは冷凍保存するので微生物が繁殖する心配がありません。
その為、長期間置いていても安全だとされています。
品質の劣化は僅かなので10年前のアイスを食べても問題ありません。
第18問の答え
3.天ぷら
天ぷらは天文12年(西暦1543年)にポルトガル船が種子島に漂着した時に南蛮料理として日本に伝わりました。
日本に来た宣教師たちは、織田信長に魚のフライを振る舞ったと言われています。
第19問の答え
3.干しエビ
干しエビには100gあたり7100mgのカルシウムが含まれています。
100gあたりだと最もカルシウムが多く含まれている食品になります。
10gを食べれば1日の摂取量を満たす事が出来ます。
第20問の答え
1.鶏のむね肉
鶏のむね肉には、疲労を取り除きストレスを和らげるイミダゾールペプチドという成分が豊富に含まれています。
1日100gを目安に食べると良いとされています。
正解率は如何でしたか。
全問正解となれば言うことなしですが、これは試験ではなく誤った考えを正しく修正するためにやっていただきましたので、間違ったところは解説を参考にしてこれからの食生活にお役立てくだされば幸いです。
これからも、たまにはクイズ形式のメルマガを配信していこうと考えていますので、乞うご期待願います。