会員の皆さま
前略 会員の皆さまには、お健やかにお過ごしのこととお喜び申し上げます。
平素は当法人の活動に際し、格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
おかげさまで、当法人の活動も第6期目を迎えることとなりました。
これもひとえに会員の皆さまの温かいご支援の賜と心より厚く御礼を申し上げます。
本当にありがとうございます。
さて、当法人ではこのたび「学びとつながりの場」共創事業の一環として、今年度事業として、みんなで創る「QOLフェロー検定」の制作・運営事業をスタートする運びとなりました。
この検定(民間資格)は、当法人の活動目的であります「QOLを高め、Well-beingをかなえる」ために、主としてシニアに必要なリテラシーを身に付けることをねらいとして実施するものです。
人生100年時代を迎え、変化が激しい時代をより良く生きていくためには、その変化に適応していけるよう、いくつになっても学習習慣を持ち続けることが必要です。
世の中には、知らなかったからできなかったこと、やり方が分からなかったからやらなかったこと、また、ファクトを知らないために間違った選択をしてしまうこと、楽しめることがいっぱいあるのにあきらめてしまっていることなど、人生では多くの経験をしますが、その中でも、学びやつながりによって自己実現の機会や課題解決への糸口が見つかることがたくさんあります。
Well-being(心身の健康と幸福)を目指すシニアを支援するためにも、当法人が学びとつながりの場となり、楽しく学べる仕組み、環境づくりが欠かせません。
その手段の一つが、今回の「QOLフェロー検定」です。
検定の設問づくりを行う(アウトプット)ためには、学びや情報収集(インプット)が必要となりますが、その過程のすべてが、わたしたちの活動目的達成への “Method”となります。
何気ない暮らしの中で、「QOL」と「Well-being」 を意識することは行動変容を生み出す基となります。
そして、会員が共通して所持している「フェロー称号名刺」は また、学びへの動機付けと社会参加を促し、自律的な活動をあと押ししてくれる有効なツールでもあります。 この「フェロー称号名刺」 が 自己実現への原動力となり、行動経済学で言うところのナッジの役割を果たしてくれます。
当法人の運営につきましては、まだまだ至らないことも多く、発展途上の非営利団体ではありますが、シニアのコミュニティづくり(会員事業)を通して、より良く生きるための「学びとつながりの場」になることができれば幸いです。
そして、わたしたち一人ひとりの活動が、SDGs(持続可能な開発目標)の推進とともに、社会課題の解決に役立つ活動になるよう、会員の皆さまのご支援・ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。