サウナで well-being を叶えよう!
さて、今回の話題はサウナ人気についてです。
サウナ業界は現在、「空前のサウナブーム」と言われています。
気がつけば「サウナが好きです!」と公言する方も多くなりました。
では、どうしてサウナブームが起こったのか理由を調べてみましょう!
ここではその理由を4つ挙げてみました。
①サウナの良さが明確になった
少し前までは「サウナ」と言えば「おじさんがいく場所」という印象が先行していました。
しかし、ドラマの放送でサウナの魅力が「映像化」されたことによって
・サウナの効果
・サウナでのととのい方
ととのい方とは、高温のサウナと水風呂に交互に入って体験するなんとも言えない「悦に入る状態」のことらしいです。
・サウナの楽しみ方が明確になってかつ大勢の人に伝わりました。
もはや「サウナはおじさんがいく場所」と認識している人は少ないはずだと思ってもいいでしょう。
「サウナは性別や年代関係なく楽しめるもの」が映像で分かりやすく伝わったことがサウナブームが大きくなった理由とひとつと言えるでしょう。
②「ストレス社会」とマッチしている
サウナに入ることは、身体や脳をリラックスさせる「瞑想効果」と同じ効果が期待できます。
つまり、サウナは身体だけでなく心も「健康」にするものといえます。
身体と心を健康に保つのは、ストレスが多い現代社会においては難しいように思えます。
具体的に健康を脅かす原因と考えられるものは、コロナ禍やネット、SNS、複雑な人間関係など多数に及びます。
しかし、サウナに入れば「自動的に」身体と心がリフレッシュできます。
つまり、現代のストレス社会を生きる人が、サウナのリフレッシュ効果を求めるようになったことがサウナブームを生んだ理由のひとつと言えるのではないでしょうか。
③アウトドア×サウナの相乗効果
コロナ禍が進み、「アウトドア」が急激に注目され始めました。
ひとりキャンプやグランピング施設など…。
サウナは、アウトドアとの組み合わせが抜群です!
テントサウナがあれば屋外でもサウナを楽しめ、いまやどんなところでもサウナを楽しめる環境が整い始めたため、アウトドア好きの方が、アウトドアをしながら一緒にサウナを楽しむようになってきました。
これまで掛け合わされなかったアウトドア愛好者の方々の注目度が高まったことも、サウナブームを起こしたひとつの要因といえるでしょう。
④サウナがテレビで取り上げられるようになった
サウナに特化したテレビ番組が増えたことも、サウナブームを後押しするきっかけになりました。
「サウナはおじさんがいくもの」という認識が強かった時代では、想像できなかった世界です。
テレビ放映により、サウナを身近に感じられるようになったことも、サウナブームの要因と言えるでしょう。
このようにサウナブームは一過性のものではなく、サウナを利用していた人たちが、サウナは現代人が常に抱えているストレスなどの外的要因から自らを守ってくれるために必要な鎧や盾の役割を担っていることに気づいたことに他なりません。
サウナの効用は現代人の生活環境を改善し向上させていく手法として認知されたのではないでしょうか。
では、ここまで盛り上がっているサウナブームですが、おさらいの意味も込めてそもそもサウナの効用を理解していただくとともに、利用に際して注意すべき点にスポットを当ててみたいと思います。
まずはサウナの効用からいきましょう!
○自律神経が整う
サウナと水風呂に交互に入ると、血流が良くなり自律神経のバランスが整う効果があります。
自律神経のバランスが整うと、「体の緊張を緩和」や「精神の安定」などの効果が期待できます。
また、脳を休める効果もあるため、睡眠の質や満足度も向上するでしょう。
○ストレス解消になる
サウナにはストレス解消効果もあります。
運動して汗をかき、スッキリした爽快感がサウナでも味わえるのです。
また、サウナの中はスマホやパソコンなどのデジタル情報から完全に遮断されています。
さらに、高温の室内でひたすら座り続けるため、他のことを考える余裕がなくなるのです。
そのため、悩みや苦悩も一時的に忘れられるでしょう。
○瞑想に比べて効果が実感しやすい
サウナは、効果が実感しやすく継続しやすいのがメリットです。
サウナと水風呂に入ると、スッキリとした気持ちいい感覚が味わえます。
瞑想にもさまざまな効果はありますが、そもそもが即効性を持ち合わせていないのではじめのうちは効果が実感しにくいのです。
それに比べるとサウナは気持ちいい感覚や効果がわかりやすいので継続しやすいといえます。
サウナに週1回通うだけでも、十分な効果が期待できます。
では続いて注意点にスポットを当ててみましょう!
○肌や髪の毛が乾燥する
日本では湿度10%程度のドライサウナが主流になっています。
ドライサウナに入ると肌や髪の毛が乾燥してしまいます。
サウナ後は、しっかりとスキンケアやヘアケアを行ってください。
○体に負担がかかる
サウナにはさまざまな効果・効能がありますが、その分体に負担がかかるのも事実です。
特に水風呂により極端な温度変化があると、血圧が急激に高まります。
そのため体調不良など、サウナを利用しないほうがいい場合もあるのです。
血圧の高い方や、特定の病気を抱えている方などは避けたほうがいいでしょう。
最悪の場合、命に関わるので注意が必要です。
また、妊婦の女性もお腹の中の子供に影響が出てしまう可能性があるため、あまりお勧め出来ません。
○通うのにお金がかかる
サウナは、行くたびにお金がかかってしまうのもデメリットです。
1回のサウナにかかる料金は、時間帯にもよりますが600〜900円くらいでしょう。
また、スーパー銭湯のサウナやカプセルホテルのサウナなどは、さらに金額が高い場合が多いようです。
週1回程度ならだいたい2500〜4000円で済みますが、頻繁に通うと万単位でお金がかかってしまいます。
○時間がかかる
サウナのデメリットとして、時間がかかる点も挙げられます。
一般的にサウナは、「サウナ室(10分程度)→水風呂(2分程度)→外気浴(10分程度)」の1セットを3回繰り返します。
そのため、1回のサウナのルーチンで1時間程度かかります。
温泉への入浴や着替え、休憩などを全部含めると、さらに時間がかかると想定できます。
また、毎回通う必要があるため移動の時間も考慮しなくてはいけません。
以上のようにメリットとデメリットを持ち合わせているため、諸手を挙げて賛成とはいかないサウナですが、私たちがQOLを向上させwell-beingを叶えるため、サウナを利用することはとても有効な手段であることには疑いようがなさそうです。
well-beingを叶える部分のうち、心身ともの健康の維持・増進を図るにはサウナはもってこいの方法のように目に映ります。
持病がないかなど、ご自身の今の状況を考慮しながら、サウナを行う場合の自分なりのルーチンを開発し、足元を固めて習慣づけていけばメリットは大きいのではないでしょうか。
読者の皆さん方も、「サウナでwell-beingを叶えよう!」を合言葉に頑張ってみませんか!